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はじめに

「鏡を見るたび生え際が後退している気がする…」「最近おでこが広くなってきたかも…」
そんな不安を抱える30〜50代男性は少なくありません。とくにM字型に薄くなるM字後退は、進行を放置するとヘアスタイルの選択肢が狭まり、見た目年齢にも直結します。

本記事では、姫路市飾磨区で理髪店を営む、理容師歴19年、年間1200人以上のお客様のヘアスタイルに寄り添ってきたオーナーの知見をもとに、1日3分でできる“生え際トレーニング” の具体的手順と、M字ラインを目立たせないヘアスタイルの作り方までを網羅的に解説します。


生え際が後退する3大要因

「生え際は父親が薄毛だから自分も必ず薄くなる」とよく言われますが、実は遺伝だけで決まるわけではありません。遺伝は体質を左右する要素の一つにすぎず、血行不良や生活習慣を整えれば進行スピードを抑えられる可能性があります。

また、「男性ホルモンが強い人ほど髪が抜けやすい」という話も耳にしますが、本当に問題になるのは男性ホルモンそのものではなく、加齢や不規則な生活によって分泌される酵素によって変化した男性ホルモンが毛根を縮めてしまう事が原因です。

以下で簡潔に3つの原因をまとめました。

1.血行不良

頭皮は心臓より高い位置にあるので、疲れやストレスがたまると血のめぐりが悪くなりやすいです。血流が不足すると毛根に十分な栄養が届かず、髪が弱りやすくなります。

2.ジヒドロテストステロン(男性ホルモン)

体内の男性ホルモンが変化してできるジヒドロテストステロンは、毛根にある受容体と結びつくと毛穴を小さくして髪を細くします。これが続くと、生え際が少しずつ後退して見えるようになります。

3.頭皮環境の乱れ

皮脂が酸化して毛穴をふさいだり、紫外線の影響や洗浄力の強すぎるシャンプーで頭皮が傷んだりすると、髪が育ちにくくなります。

このように、生え際後退は“これだけが原因”という単純なものではなく、ホルモン・血行・頭皮環境といった複数の要素が重なって起こります。正しい知識でそれぞれをバランスよく対策することが、将来の髪を守る近道です。

次で紹介する”生え際トレーニング”を実践する事で頭皮環境を整え、髪のお悩みを解決する1つの手助けになるでしょう。


【実践編】1日3分“生え際トレーニング”

ステップ1|頭を下部から上部にもみほぐす

まずは頭部全体の血行を促進するため、血流の大元である首付近からゆっくりと揉みほぐしていきます。

効果:育毛には血液循環が不可欠、大元の血流から流す。

ステップ2|こめかみプッシュ

親指の腹でこめかみを円を描くように、5〜6回押しほぐす。
こめかみから生え際に沿っておでこの中央へ、指を滑らせながら3回往復。

効果:側頭部の血行促進+リンパ排出でむくみを取り、毛細血管へ酸素を送る。

ステップ3|前頭筋ストレッチ

両手のひらでおでこを覆い、皮膚を上方向へ引き上げて下ろす動作を10回程度行い、おでこのストレッチを感じながらほぐす。

効果:前頭筋・帽状腱膜を動かし、薄毛部位の停滞血流を循環させる。

ステップ4|生え際タッピング

両手の指先で生え際を パタパタ叩くように20〜30回程度リズミカルに刺激する。

効果:優しい刺激を与える事で毛穴に血流が送られ皮脂のつまりなどを排出しやすく。

これらのトレーニングは、夜の入浴時の実施がベストです。気づいた時にこの”生え際トレーニング”を行う事で簡単に短時間で頭皮のケアが可能です。日々の積み重ねが未来の自分の姿に繋がります。出来る時にコツコツ積み重ねましょう。


【30〜40代向け】M字を目立たせないヘアスタイル3選

1|ソフトモヒカン風ショート

両サイドとえり足を短く刈り、頭頂部だけ適度な長さを残す定番ショート。サイドを締めることでトップとのコントラストが生まれ、生え際の薄さが目立ちにくくなります。

スタイリングのコツ
タオルドライ後、ワックスを少量手に馴染ませ前から後ろへ手ぐしを通し、トップを軽くつまみ上げて完成。

◎おすすめタイプ
髪の量が少なくなり始めた人、丸顔/ベース型

2|前髪立ち上げショート

前髪を根元から立ち上げるいわゆる「アップバング」気になるM字をあえて見せず後退を感じさせないスタイルに。

スタイリングのコツ
全体を乾かした後、前髪の真ん中、指2本分の根本に温風を当て立ち上げる。
ワックスを手に取り全体に馴染ませ形を作り、前髪を立たせる。隠したい生え際の両サイドをおろし、毛流れをつける。をとかすように馴染ませてツヤを出す。

◎おすすめタイプ
おでこが広めでも額を隠したくないサラリーマン

3|トップ長めショートレイヤー

全体は短く整えつつ、頭頂部からレイヤー(段差)を入れてふんわり感を強調。トップにボリュームを持たせる事で、M字ラインが自然にぼやけます。

スタイリングのコツ
ドライヤーで根元から髪をふんわり立ち上げるイメージで乾かす。少量のワックスを手のひらで伸ばし、髪の内側に揉み込み束間を整える。

◎おすすめタイプ
軟毛でペタンとしやすい人、面長/卵型

どれも30〜40代でもオーダーしやすいシンプルな髪型です。まずは自分の髪質・職場環境に合わせて最も続けやすい一つを選び、定期的にメンテナンスしてみてください。

まとめ

M字後退の主因は血行不良・ジヒドロテストステロン増加・頭皮環境悪化の3つです。理容師歴19年のオーナーが推奨する「1日3分生え際トレーニング」は、指圧とストレッチ、やさしい洗浄で3つの要因を同時にケアし進行を抑えます。さらにご紹介したヘアスタイルは、30〜40代でもチョイスしやすく生え際を自然にカバーし好印象を維持できます。毎日の小さな習慣が将来の髪を守る鍵です。早速今日から実践して、自信あるスタイルを取り入れましょう。姫路市で髪を切るなら飾磨駅徒歩2分の「オオサワヘアーリゾート」豊富な経験からあなたにぴったりのヘアスタイルを実現します。

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